0、そもそもこのワークショップを受けたいと思った経緯
2020年5月23、24日両日9:30-13:00、カナダに住む、ハコミセラピーシニアトレーナーでハコミセラピー創始者の直弟子のGeorgia Marvin(ジョージア・マービン)のワークショップに参加した。
本当はリアルでセッションを受ける予定だったから、コロナでオンラインになって、だいぶん残念だったけど…。
また次の機会にぜひマービンに会いたい!と思えるオンラインワークショップだったのでシェア!!
このワークショップを受けるきっかけとなったのは、
物心ついたときから、いやそれ以前から、
いつも得体の知れない不安と恐怖を感じてて、自分の不足ばかりにフォーカスして自己嫌悪に陥る、人と比較してダメな自分は誰にも愛されないんじゃないかと焦ってる…
そんな心理状態に振り回されて、不足で不安をかき消すように仕事を頑張って、自分じゃない自分になろうとしてきた自分に薄々気付いてたのに、気合と根性だけで何とかしようと疲れちゃってた私。
根本的に、自分の人生をありのままの自分へ主導権を取り戻そうと、一昨年の2018年7ヶ月間、岡部明美さんのLPL養成講座を受講した。
https://okabeakemi.com/lpl/
幼少期からのビリーフ(信じ込み)…例えば、「私には価値がない。」「私は愛されない。」こんなのが自分の深−いとこから出てきて、
掘っていくと沼にハマり、ここからも、あれ?こんなとこからもか??と、ここほれワンワン状態でざっくざっくと出てきて、どんだけ自己否定してきたんだと、いやぁーよく泣いたしよく向き合った!
それらビリーフに気づいていって、癒やして手放していくことで、他人軸から自分軸へ。自分の人生を取り戻していき、生きやすくなっていった。
そのLPL講座で初めて出会い学んだ「ハコミセラピー」のシンプルでパワフルなビリーフの癒やし、人生の変容に魅了された。
LPL養成講座の終了後の2019年には、(以下の著者の高野さんの)ハコミの単独のワークショップを受けたりしていた。
…と、ハコミセラピーの説明に辿り着くまで長くなったw
1、ハコミセラピーとは
ハコミセラピーとは、仏教瞑想的な「マインドフルネス」の意識状態を初めて応用した心理療法の一つ。
「ハコミ(Hakomi)」という言葉は、アメリカ先住民、ホピ族の言葉で、「日常のリアリティのさまざまな側面に対して、あなたはいかに参画しているのか?(How do you stand in relation to these many realms of reality?)」、簡単に言えば「あなたは何者か?(Who are you?)」という意味を持っています。
ハコミ・セラピストは、その人その人のペースを尊重し、大切にしながら、マインドフルネスの中で自ずと湧き上がってくる感情、身体の感覚や動き、イメージ、記憶などにしっかりと寄り添うことで、気づきと変容を無理のない形で援助していきます。
↑日本ハコミ・エディケーション・ネットワークHPより引用
https://hakomi-jhen.com/hakomi.html
近年から、Googleが「マインドフルネス」で人材開発を行っているのは有名になってきたけど、1970年代にハコミセラピーを作ったロン・クルツは、物理学や工学を専攻した科学者でもあり、米国出身者。
私は、なんとなく、理性、科学、資本主義社会で生まれ育った人と東洋思想との統合な感じが印象的。
感性と理性、女性性と男性性、スピリチュアルと科学、右脳と左脳…様々な対極でどちらかに偏り相混じらない感じのものの両方に興味をもち理解して、つなげたくなる。
そんな自分も「統合」をテーマにしていて、余計に興味も湧いてきたのかもしれないなー。
2、冒頭
何度も言うけどw そのロン・クルツさんの直弟子のジョージア・マービン(女性)の来日ワークショップに参加するはずだったけど、コロナでオンラインに変更。
5月23、24日に行われたオンラインワークショップには、全国津々浦々から30名くらい?が参加されてた。
マービンはとても穏やかでありながら芯が通った女性だなーと画面をとおして感じた。みんなの自己紹介をしたあと、
マービンは、最初に、「ハコミは、体験を通して学ぶもの」と伝えた。
母をもつことで母親がどういうものかを知る。
家族をもつことで愛を学ぶ。
家族の関係性の中で核となる体験を通し生き方の型をつくる。人生とは、経験が構造化されるもの、と。
その人の本当に理解するのには、その人のストーリーではなく、「からだ」をみること。からだは経験をもっとも多く深く記憶する。顔の筋肉を観察すること。
過去のストーリーではなく、今、ココ、自分の目の前にいる人への観察。人が自己観察をして自己探求する=ハコミである、と語った。
ハコミはマインドフルネスの状態で行うが、瞑想ではない。ただ自分の中の体験にきづくことだと、と強調してた。
ロンは、「経験がいかに構造化するか?自分の反応をみていくことが心の自己理解」と言ったようだ。ストーリーはつくられたものかもしれない。記憶はあやふやだから。
マインドフルネスにおける精密な実験は何だかの反応が出る。反応は習慣化されている。それが、人生を作っている「コアマテリアル」。だから、反応をシンプルに観察する。
誰かが○○と言ったら、突然悲しみが湧き出たり、お腹が痛くなったり。なぜそうなったかを追求するんじゃなくて、一体何が起こっているのかを探究する。
…私が、迷う時、悩む時、心乱れる時、必ず過去の自分の行動へのバッシング(誰も悪いって言ってないのに自分で勝手にジャッジしてる)
起こった結果に対して、過去へ因果関係を辿って原因探ししたり、
または、未来への杞憂か。
だから、つい、ストーリーに耳を傾けて原因探しして、「だからこうなったんだよねー」と落ちどころを「自分を責めて自分が悪かったんだ」にして逃げる。
これも、人間関係でもやってるパターンw
でも、頭じゃわかってんだけどなあーっていう、無意識的にやってる行動のクセを変えていくには、それじゃないんだよねー。
「今、ココで何が起きているか」それだけをみる体験ワーク。その反応に気づいて無意識領域にあるパターンの手放していく。
それを、次のワークではある声掛けへの反応で自分の無意識的反応がよくわかった!
ハコミとの出会いから書いたら長くなったので、続きはまた!→続く…。
沖縄に嫁に来て9年目、2児の母。沖縄でシュタイナー学校設立準備中。詳しくはこちら