ある日のお弁当
ある日のお弁当

1、料理ぎらいになったのは

昔、すごく料理が苦手というより「嫌い」だった。

母親が得意で、小さいとき、母親が好きじゃなかったからなのもある。女性らしさの象徴のようで、女性らしさが良いものと受け入れられなかった。

苦手意識があったけど、家庭科の授業で作ったものを家で披露しようと作ってみたら、5人前の分量を一人前と間違えて5倍して、25人前を作って恥ずかしい思いをして、二度と人には作らないと誓った笑

彼氏ができても、料理できないキャラで通して彼氏に作ってもらい。

昔の失態から、「料理を人に食べさせて美味しくなかったらどうしよう。」って不安と恐怖で「料理」に触りなくなかった。

大学生の時は、幸いにも、家庭教師で晩ご飯は出るし、スナックのバイトでは「同伴」と「アフター」で夕飯と朝ごはんのお土産までいただいたり、地元の美味しいスーパーのお弁当を扱うコンビニで賞味期限切れホヤホヤのお弁当を食べて、食事には困らなかった。

2、料理をしはじめたキッカケ

社会人になって、まず、「賄いを作る」という苦行が待っていた。

フグ料理屋の店長をしたんだけど、3ヶ月で店長になったから、店長でも新入社員。

新米店長は、店長だからこそ、日々頑張る「みんなの賄いを美味しく作って労いたい」とも思った。

が、壁は高く厚い…汗

早めにきて、調理場の年配バイトのおいちゃんに、一から教えてもらった。

教えてもらった通りにつくったらさ、「美味しい♡」そりゃ、和食の職人さんが教えてくれてんだから美味しいよね。

が、ちょっと気を緩めて自分オリジナルを入れると、バイトたちから、「店長、にんじんの皮ついてて硬いんだけどー笑」と、「店長が作った賄いのときは何かある笑」とネタになってた。

3、料理を作って楽しいと思いはじめたのは。

フグ屋を退職して、結婚前に実家に戻った。一年くらい住んでたかな。

自分が体調悪くなって会社に行けなくなって辛くて、「実家に帰っていい?」と言うまでに一年くらいかかった。

勇気を持って甘えた実家生活。毎日のように母と台所に立って、分担して一緒に作った。そして、楽しかった。

主菜と副菜2品と汁物は必ず作る母。小学校のときの家庭科の授業で、昨日食べた食材を書き出したら、クラスの中で我が家が一位で30品目以上。

ケーキもづくりも趣味で1日ホール1個は作ってたりした。

そんな母と作った料理は、一緒に食べたらあたたかく、優しく美味しかった。食べながら感想を言い合い、今度はもっとこうしようと毎日美味しい食卓になるよう、母と協力し合った。

小さい時あんまり好きじゃなかった母と、料理を通じて心通ってきた。これも私が料理への親和性を高めた転機。

元々食いしん坊で、美味しいお店をリストアップするのが趣味な私。毎日の食事は美味しくないとイヤ。

「人間は、魂とからだからできている、魂をみがくのは「教育」からだをつくるのは「食」」。といったのは、フグ屋の社長の言葉。私も、「教育」と「食」の優先順位が高い。

4、元々料理が苦手な私おすすめ美味しい料理のポイント

いま、料理が楽しい。品を作りすぎてしまうのは、母の食卓が当たり前だと思ってるからかもしれない。子どもを持ってみて、振り返ると、ありがたいと思えてきた。

でも、母と違うのは元々不器用で料理苦手なとこ。不器用な私は、シンプルな調理でも健康的で美味しくなるよう、素材と調味料にこだわるとこから始めた。

一、素材

野菜は、できるだけ自然栽培の旬のものを。無農薬無肥料が嬉しい。

たまごは、平飼いのもの。

米は、無農薬無肥料の玄米五分づき。子どもたちの胃の消化に良いよう五分づき。保育園と揃えてる。

水(大事!)は、水道水に「マナチュラ」=(https://www.mana-tura.jp…チタンと炭素を燃焼合成させたセラミック。)を入れた水を使用。波動エネルギーが高く免疫力も上がる。

ニ、調味料

素材からこだわって、不純物入ってないものを。できるだけ住んでる土地のものを。

塩→粟国の塩…「食塩相当量」が低いものが良いそう↓その分ミネラルが含まれてるから。

塩の成分表
塩の成分表

みそ→手づくりみそか、切らしたら、玉那覇味噌醤油の「王朝みそ」http://www.tamanahamiso.co.jp

砂糖→波照間の黒糖。か、黒糖に天然サンゴが入ったミネラルたっぷりの「玄糖」(くろとう)http://okinawa-coral.shop-pro.jp/?pid=21612823

醤油、みりん、酒→原材料に必要なものだけ入ってるもの。醤油だったら「大豆、小麦、食塩」以外の不純物、アルコールとか混ざってないもの。

塩麹、醤油麹→生の麹を買ってきて、塩、または、醤油を混ぜて常温で置いて1週間で出来上がり。簡単で美味しい♡毎日愛情たっぷり混ぜるのがポイント。

油→油は特に良質なものを。低温圧搾のもので、古くなって酸化しないよう使い切りやすい小さな瓶のもの。

オリーブオイルは高くても風味や味の好みのものを。ごま油、オメガ3のアマニ油、または、えごま油もサラダのドレッシングやお刺身に垂らすと美味しい。

酢→「穀物酢」「黒酢」「バルサミコ酢」と何種類か常備。市販のドレッシングは買わないので、「酢」×「油」×「塩」(×あれば「果実果汁」)でレパートリーが増える。

玄米粉→うちは、小麦粉がわりに「玄米粉」を使ってる。玄米粉と水と塩少々で天ぷらはカリッと粉の風味もよくて家族にも好評♡パンケーキにも使うよ。

玄米粉
玄米粉

豆乳→市販の牛乳は油が酸化してて美味しくないし、どうやら体にも悪いそう。牛乳のかわりに、ホワイトソースもパンケーキもシチューも豆腐屋さんから買う「豆乳」を使う。

旬の果物たち
旬の果物

買い物するとこは↓

▶︎生の麹、玄米粉、野菜果物、こだわり調味料は、中城村の「ぱるず」で購入→https://www.pals-1.com

▶︎主な野菜や米、たまごなどは、宜野湾市の「ハッピーモア市場」で購入→https://happymore.jp
米の精米した時は、米ぬかは無料でもらえる。畑にまいたり、これからぬか床を作る予定。

三、調理器具

炊飯器→「なでしこ健康生活」https://hatsuga-kousogenmai.com 発芽玄米モードで炊くとモチモチ。発芽玄米、酵素玄米専門。

マジックブレッド(ミキサー:https://hatsuga-kousogenmai.com)→マヨネーズ、ごまだれ、などなど、自家製調味料つくるのに便利。圧搾器がいいんだろうけど器具が増えるのいやなので、スムージーもこれでつくる。

蒸し器→100円均一で売ってる落とし蓋の裏の「足?」…突起してる方をしたにして鍋の中へ。水をはって蓋したら、あっという間に蒸し器に。

落とし蓋おもて
落とし蓋の表?
落とし蓋うら
突起してるのが足?
即席蒸し器
即席蒸し器

茹でると美味しさも栄養素も逃げちゃうから、野菜は茹でずに蒸す。ふかし芋、ポテトサラダのじゃがいもと野菜たち。ゆで卵、枝豆、オクラ、ブロッコリーなどなど。放置してたら出来上がるから楽で美味しい。

電子レンジは使わない→からだにも良くないけど、レンジしたら美味しくないから。あたためなおしは鍋かフライパン、それかオーブントースターで。

オーブントースターは、「時間」「温度」「焼き色」が細かく設定できる購入当時(9年前くらい?)1万円くらいした物。細かく調整できるから温め直しにも使い勝手がいい。今度は、「バルミューダ」https://www.balmuda.com/jp/toaster/にしたいなー。

5、まとめ

美味しく楽しく料理して、毎日美味しい物を食べたい!だって、人生で幸せを感じる一つは美味しいものを食べてる時♡という食に情熱がある私。


母と料理をするプロセスを経て、料理に対する「心」の壁から少しずつ解放されて、料理と仲良くなるところから大切だったのかなーと振り返る。

料理がイヤな人は、そのきっかけを自分に問いかけてみて、そこから見つめて気づいていくと実は遠回りなようで近道かも。

凝ったテクニックがなくても美味しくなる調味料を揃えると、「頑張って美味しくしなくちゃ」から解放されて、「あれ?頑張ってもないのに、楽に美味しくなった!」というところから始めると、

「楽なのに美味しい」→「自分も食べてくれる人もみんな喜ぶ」→「料理したくなる」→「じゃ、ちょっと別のレシピも作ってみようかな?」なんて良いスパイラルになるかも。

私でも美味しく調理できる素人簡単レシピはまたの機会に紹介できたら♪