現在、沖縄で、「子どもと先生を元気にする会」の理事と事務局、週に2回シュタイナー教育のフリースクールで教師や教師補助をやっていて、小学2年生7歳の娘を含めて5名と一緒に学んでいます。
2022年に全日制週5の【沖縄シュタイナー学園】の開校を目指して活動しています。
2019年11月〜年4回×2年間、横浜シュタイナー学園へ教員養成講座へ通っていて、その授業の内容と感想を綴ったものをお伝えします。(この学びは深く、学びの最中なので学術的に間違ってたらごめんなさい。発展段階の私の主観も含めて楽しんでもらえたら幸いです−。)
1、シュタイナー学園のカリキュラム
シュタイナー学園のカリキュラムは、人間の霊的・心身の発達の本質から、12年間(小学1年生〜高校3年生)の学びがあり、単元ごとに縦割りではなく、一つひとつの学びが関連し合い統合されていく…全人的な学習だと感じてます。
シュタイナー学園のHPより
…12年間の学び https://www.steiner.ed.jp/learning/
…カリキュラム https://www.steiner.ed.jp/curriculum/
「思考」に偏ることなく、特に幼少期の発達段階で育まれる「感じる」「イメージする」ことを行って、無意識領域の発達が「想像する」「創造する」の無限の可能性を広げるところを日々実感してます。
2、「オイリュトミー」とは
オイリュトミー全体の体系は輪になり、aiueoのうち、aieの身体造形を学び発語しながらその場で造形。その後、全体での動きを造形した。
2日目)前日の動きを復習しつつ、新しい動きも追加。音楽をつけて全体を通しでおこなった。音楽の軽快な感じ、落ち着いた感じ、などそれぞれの感じに合わせて身体を動かす。最後に1チームが渦巻き状外から内へ音楽に合わせてスピーディーに巻いたあと、2番チームを待っている。先生から、「待っているときも1番チームが終わったからと言って気を抜いたりもう終わりだと思わない。」と言われた後の感じ方、一体感の違いに驚いた。
感じたこと、学んだこと:この動きをどうしてやるんだろう?とか説明なく、頭で考えることなく、先生の模倣をしていくのに、「左右どっちからのか動くの?」など、最初模倣するのに頭で考えてこんがらがった。。まぁどっちでもいいか〜と思ったあとからは徐々に楽しくなった。やさしい寄り添われているような音楽と体の感じを合わせて一体感を持てたとき自分の心のやわらかさを感じた。
受講後何日も経ってからだが、「フォルメンで描いたことをオイリュトミーで表現していたんだ!」と気づいた。全ての授業が繋がっていて、そして、まずやってみる。やってみて感じたことをからだは覚えている。感情を味わう。思考ばかりで考え頭でっかちになり本当の自分と繋がれなかったこれまでを振り返り、「わたし」自身を感じることに喜びがあることに気づいた。快感!2チームで渦巻き状の体系をつくるときに、1番目チーム(私も)が2番目のチームを待つ気持ちをもったとき一体感を感じた。福岡のシュタイナー学園でもオイリュトミーで五角形を行ったことがあるが、あの息が合ったとき、鳥肌がたった。繊細さは弱さ、1人でできないのは弱さだと思って生きてきた。本当は喜びをわかちあい、みんなともっと繊細に関わり合い、みんなでやさしく分かち合いたい、1つになりたいと思っていたんだと感情に触れたとき、胸がいっぱいになった。
沖縄に嫁に来て9年目、2児の母。沖縄でシュタイナー学校設立準備中。詳しくはこちら