↑ももちゃんのワークセッションで、自分と人との境界線が曖昧で、人の中に溶けて入り込んでしもーとるパターンを可視化した。
ワークショップ後、ももちゃんと主催者、受講者の皆さん8名くらいかな?飲みにいった。
飲み会の席で、自己紹介がてら、働き初めた頃の笑い話をして、自分の原点を振り返ったので、アウトプットするね!
新卒で入社した飲食チェーン店
就職活動もせず、たまたま興味本位で受けた面接で、面接官が、ベンチャーの採用アウトソーシングをやってる社長。なぜか呼ばれて、彼の会社主催の合同説明会のスタッフをやった時に、人気ないブースがあって、「さくら」で座った会社。
人事の人が自分の会社のことは一切話さんで、人生観、人間観を語ったおっさん。意気投合してしもーて、単独説明会に。社長が話す説明会しか興味がなかったけん、社長が出るって言う会社説明会に参加した。
何を話されたか全く覚えとらんけど、説明会で鳥肌立って泣いたのは覚えとる。説明会後、この社長と飲みに行きたいと思って、「本当に言っとることとやっとることが本当か、今からあなたのお店に食べに行きたいけん一緒に行こう。」と誘った。
受けてもないのに、選ばれてもないのに、その時に入社するのを決めた(笑)
入社初日の新入社員歓迎会で、社長を酔っ払わせて、「明日から店長やらせて下さい。」「よしやらせてやる!」と何度も呼応した。覚えてないかなー?と思ったが、3ヶ月後には新店の店長をやらせてくれた。
後から知るけど、役員会にかけたら全員反対。社長が、「若いやる気のある奴が失敗したときケツも拭けん奴は役員やめろ」と言って決議されたよう。
自分が任された店舗で自分が店長で、勝手にやりたいようにやった。幹部から一つだけ言われたこと「数字は見るな!」(笑)
働く仲間一人ひとりが「らしさ」を認め合い、働く自信と誇り、喜びに満ち溢れる店。半年後には、そんなみんなとお客さんが笑顔で愛に満ちた店が映画のようにはっきりとイメージできとった。
店長の時スタッフに伝えたたった一つのシンプルな問い
オープン準備中の研修だったかな?みんなに一つだけお願いをした。
「行動するとき、提案するとき、その前に一つだけ自分に問って欲しい。「それはお客さんのためなんか?」」
私に提案する時にも問って、動機が、「自分の都合じゃないんか?楽するためじゃないんか?」じゃったら却下した。
調理場から出てきた料理も「お客さんが喜ぶ盛り付けか?」が基準。今日入った新人だろうが関係ない。お客さん目線で、ベテラン料理人に伝えるように言った。
もう一つ、「一人ひとりの素晴らしさを認め合い、活かし合おう。」
1フロアで80席くらいあったかな?インカム(スタッフ同士で話せるトランシーバー的マイク)をつける。あるバイト君は、癒し系でおばちゃんにモテる。おっとりしてて、インカム付けたら良さが出ん。役割を任せても良さが出ん。
同時にいくつもできるタイプじゃなくて、でもお客さんのことを想いゆっくりでも丁寧に笑顔で対応できる。
なので、インカムも役割もなし。たった一つ「お客さんの笑顔と一緒にいて。」
座敷が得意なベテラン主婦。冬場にめちゃくちゃ忙しい業態じゃったけん、2時間制、タイムキーパーが得意な子。
洗い場を飽きもせず、ずっと同じペースでニコニコ洗い物ができちゃう子。
みんな、私にはできん、すばらしい好きと得意を持ってて尊敬してる(今でも)。そして見事に補い合った。
それでももちろん失敗はある。でも、「失敗してもいいからお客さんのためと思ったら行動して。責任は私がとる。」とだけ伝えた。
2時間でお客さんに料理を提供できずに、次のお客さんが怒り浸透した時は、私が馴染みのお客さんに「料理全然出てないけど、ごめん、帰って。次、埋め合わせる!」って頭下げる。
後、バイトさんじゃのうて、私も私らしく。
夏は暇じゃけど、常連さんリスト上からかけて、「今日きてよー。」と電話したら大抵きてくれて。ボトルを片手にお客さんの横について一緒に飲んで、売上をあげるスタイル(勝手にやってた)。
バイトさんがこっそり、「店長、次のお客さんが待ってます。」とまるでホステスを呼ぶボーイのよう(笑)バイトさんから「後は任せといて。」と言われお客さんとそのまま飲みにいく時も(笑)完全にスナック尚子化してた。。(勝手に)
ちなみに、昭和の熱血修造並みに、バイトさんが連絡なく1分でも遅刻したら殴ってた(笑)今ならパワハラ(笑)
そして、半年で関東30店舗(?)の模範店(店長育成店舗)に。
一番に店舗に入り、掃除とまかないは私がやって、1日15ー18時間くらい働いとったかなー。(自主的ブラック)毎日深夜まで仲間と飲みに行って、終電ないバイトさんは寮で一緒に雑魚寝。という、昭和スタイルの店長じゃったけど、
自分に嘘がなくて、自分にも人にも真っ直ぐ正直で本気じゃった。本来の自分。原点。
「自分らしい」をストレートに出した時、自分も幸せで、周りも生き生きしてきて、お客さんも嬉しそうな、いいエネルギーが飛んどった。
まあ、この後、大型店舗の古い店舗で挫折するんじゃけどね。ええことばっかり書かんで、挫折も近々書こう。
セッション後の刺さった一言。
振り返りはそんなとこにしといて、セッションの後に戻る。
私がトップの場合は、自分の確固たる意志で、人と向き合って、ぶつかって。
それが、クライアントから(お願いされて)依頼されるパターンは、いつしか、その人の意志の中に溶けていた。そのパターンにハマっとったけど、
今回の学校づくりは、自分が創りたいと思っとったことじゃけん、この課題が浮上してきてくれたんかもしれん。
ももちゃんに、20代とかこれまでの色々やらかしたの話をしたら、「そっちの方がいいなー。今のパターンは、気に入られとる時はいいけどさ…。」「気に入られとる時はいいけど。」の一言が刺さった。
「気に入られるとかどうでもええよね。何をしとったんじゃろう…?」
巷じゃ、感情をマネジメントしようとか、思考レベルで「自分を変える」方法が流行って久しいが、思考レベルは浅くて、感情とからだが一体となって、そのレベルでの気づきが「本当の変容」を起こすと思う。私は、根本から根こそぎいくのが大好き♡
ゲシュタルト、ももちゃんにハマりそう!!私が、純粋にやりたいことなのかもしれん。
沖縄に嫁に来て9年目、2児の母。沖縄でシュタイナー学校設立準備中。詳しくはこちら