「行動をしない」を行動する。すぐ行動するのは、本当の気持ちに蓋をして感じないようにすることだったから。

私の場合、思ったらすぐに行動に移すことが多い。考えてじっとするより、行動しながら考えて、考えながら行動する。

学んだら学び続けるより、学びをアウトプットして行動しながら学ぶことが多い。

特に女性からは、「決断と行動ができなくて、悩んじゃう。どうしたらそんなに行動できるの？」と聞かれることがある。

けど、比べるもんじゃないけど、周りの経営者と比べたら、私の行動はそんな対して大きくも早くもないと思う。

躊躇することも多く、スピード感とスケールの大きさは大したことないと思ってる。

…他人と比較から自分軸に戻して…最近思うことがある。

私の場合、この「すぐ行動する」でよくやっているのは、

行動することで、本当の気持ちを感じないようにして（ネガティブをねじ伏せて）ポジティブに生きようとしている、パターンがみえる。

大抵、自分が自分にNGを出している、イヤな気持ち。その気持ちを味わい尽くしたり、イヤな気持ちが体に内在すること自体が嫌で、行動して揉み消そうとするパターン。

最近、ようやく、自分の「これが物凄く嫌だったんだ」「このことがめちゃくちゃ悔しかったんだ」「このことに失望したんだ」ってことを感じ切るようになってきた。

ネガティブに捉えてる感情を感じることに疲れてるんじゃなくて、自分の想いをおざなりにして我慢することへの積年の疲れが、どっと出てきてる気がしてる。

「行動しないことを行動する」とか、「ネガティブな感情を感じ切る」ことは、側から見たら一見、ネガティブな行動に見えるかもしれないけど、

見て見ぬ振りをしてきた、悲しかった、悔しかった、辛かった気持ちを充分感じ切ることは、一見「後進」してるように見えて、何か物理的に「行動する」ことより「前進」なのかもしれない。

気持ちを切り替えていたようで、気持ちを遠ざけていただけなのかもねって話でした。

今までと異なる行動に、祝福ヽ(´▽｀)/　しとこう。