↓魂のコンサルティングセラピーを受けたきっかけとか、セッションの内容は、こちらから読んでねー。

魂のコンサルティングセラピーを受けに鎌倉へ…7/23初セッション①

父という人

ひいおじいちゃん、の記憶はないけど、父はひいおじいちゃん(父からは祖父)にそっくりと言われていたのを思い出す。どうやらその血を受け継いでるのは私みたいで、

「父親の口から産まれてきたんじゃない?w」と複数の友達に言われてたくらい、顔はそっくり、そして父も私もおしゃべり。

もう一度言っちゃうけど、父のことをカウンセリングで取り扱うのは初めてで、父のエネルギーを細やかに感じながら話すのも初めてかもしれない。

父は、(父からすると)おじいちゃん、で私のひいじいちゃんがブラジルで出稼ぎに行ったお金で、(父からすると)父、で私のおじいちゃんが創業した鉄工所を家族経営してる家の次男で、稼業を継いで専務。

子どもみたいに、自分に嘘つけない素直で、純粋。私が子どものころ、父は赤いスポーツカーのって、運転中に小さなルーフトップ空けて弟と一緒に顔出して周りに手を振りまくってたのをみて、幸せそうにしてた。

別荘買って家族でよく連れて行ってくれた。会社の船で花火見に行ったり、よく釣りもした。父は休みの日に家族一緒に遊んで、お父さんの威厳というか「お父さんすごいだろ〜」っていう姿をよく見せて得意げだった。

「自分で稼いだのは自分のもの。その稼いだお金で買ったお前のものも俺のもの。」ジャイアン的亭主関白で、母は、生活費はあまりくれないくせに…とか、お金の使い方でよく愚痴ったり嘆いていたが、私は、やりたいこと手に入れたいことを楽しそうにやっていく父が好きだった。

父は「かっこいい男」「かっこいい父親」でいたかったのだろう。家では仕事のことも一切話さないし愚痴一つ言わない人だった。ただ私たち子どもと楽しそうに遊んで、私には、車のタイヤ替え、大型トラックや船の運転とか嬉しそうに教えてくれた。(父に憧れて大型も船舶も免許も取ったよ。)

やがて、他の女の人と恋に落ちた?ようで、家を出ていき、やがて母とは離婚して、新しい家族と家建てて、また別荘を買って、新しく工場を立ててた。

私は、母と父が根底で繋がってない感を感じてたので、好きな人ができて、より父らしく生きれているなら良いことだなーと思ったし、40代後半で恋するなんて素敵だなーって思ってた。

間もなく父は病気になり、借金返せず、実家は競売にかけられて、あっけなく家はなくなった。

けど、そんな闘病中も、点滴しながら平気で好きなタバコをくわえて笑ってる姿は、歳をとっても変わらないなーと私は笑えた。

自分のもんだーって、…父は、私たち母と子どもたちが住む家の名義を変えなかったし、家に何度も押し入ろうとしたみたいで。父は母に暴力も振るったらしく…鍵こじ開けたり、他にも色々やらかしてたみたい。

父の兄弟たちや母、私の兄弟たちは、父を非常識だと非難した。女作って、家を子どもたちに残そうともせず…。(名義変えておけば子どもたちの住むところは無くさずすんだのに…)母も周りも、自分勝手で思いやりがない、父親として最低だと言っていた。

けど、私は、目には見えないけど、純粋にただ愛された記憶しかなくて、子どもみたいに素直な父の心が好きで。

物理的にはひどい?って思える行動も、そうせざるを得なかった理由があるはずで。再婚した女の人は、父が亡くなった時、「とても愛のある人で私は幸せだった」と言っていた言葉に私は嬉しかった。

借金も、私は、「えっ?借金少なくない?」父は本当にやりたいことをやりきったのか?と額の少なさをみて実は疑問に思ったくらいだ。

父はよくチューしてくれてた

本来のエネルギーで生きるvs常識(集合的無意識)の構図。

父のことを振り返って、私の父に対する気もちが、母や兄弟たち、世間と全く違ってて…私の感覚も普通じゃないのかもしれない。

父はそんなそぶりは見せなかったけど、兄弟、家族や世間からいろいろ言われて、しんどかったのかもしれない。時おり見せる重い空気感はそうだったのかもしれない。

父が物理的にやったことはひどいことだったかもしれない。けど、やったこと=愛がない、誠実じゃない、思いやりがない、自分勝手に見えるかもしれないけど、本当は、深い愛があった(私は感じた)けど、常識的に受け入れられないことがあって、非難されては、無邪気な子どもの父の心が辛く悲しみ、怒りで表現されたんだと思う。

そう、私の中にも(自分では純粋な感覚なんだけど)常識的じゃない感覚があって、常識とか調和とか空気とか、考えて合わせてなきゃイケナイと思うと、エネルギーがシュンとする。それがブレーキになってる構造がわかった。

セッション中も、ショーゴくんに気付かされたんだけど、「常識的であらねばならない、あるべき」という話すると、ものすごいシュンとなるのがわかった。

…あ、父の回想が長くなりセッションの内容書き終えれず(笑)中途半端だけど、ちょっと長くなりそうなので、つづく!ってことでまた!